
- はじめに
- 動画リスト
- 再生リスト
- 1. データ分析のプロセス
- 2. Rの概要
- 3. パッケージ
- 4. データの読み込み
- 5. データの観察
- 6. データの加工 (前処理)
- 7. モデルの作成と評価
- 8. 分析結果のレポート
- ハンズオン用RStudio Cloudワークスペース
- GitHubリポジトリ
- 注
■はじめに
このページでは、Rをはじめて学ぶ方向けのコンテンツである"Japan.R 2019 今日からはじめるR 2021改訂版"を紹介します。
■Japan.R 2019
Rのユーザーコミュニティは、全国各地で定期的にミーティングなどを開催し、情報交換や新規ユーザーの獲得を行っています。それらの各地のコミュニティが一堂に会して[1]、毎年12月ころにJapan.Rというイベントを開催しています。Rに関するさまざまな内容を、ユーザーが発表する、いわゆる「IT勉強会」ですが、そこで「初心者セッション」[2]が設けられています。(実際のところ、参加者は玄人ばかりですが) Rをはじめて使う人向けの話題が扱われます。私は、2019年、2020年と初心者セッションを担当させていただきました。枠は毎回20分[3]で、2019年は、「今日からはじめるR〜キホンから分析、グラフ作成までを20分で〜」というタイトルで、データ分析の全体の流れと、それをRでどのように行うか、ということを発表しました。発表の様子は、YouTubeで公開されています。
■2021年改訂版
2019年に発表を終えた直後から、もう少しちゃんとしたコンテンツにしたいなぁと思い、何度か改訂を試みました。Japan.Rでの発表が評判が悪かったわけではないと思いますが、教育、特に「はじめて〇〇を学ぶ人に入口を紹介する」ようなことを仕事にしている身として、もうちょい良いものにできるんじゃないか、という思いが拭えませんでした。
いちど3時間の「撮って出し」で動画を作成したのですが、品質の面で課題があり、現在は公開していません。リアルの場でのセミナーであれば、「えー」とか「まぁ」とか、多少噛んだりしても許容できますが、動画コンテンツとしては、どうしてもテレビやラジオなどと比較して、聞く気が失せるところがあります。
もちろんテレビやラジオとはすべての面で比べるべくもないのですが、少なくとも自分で納得できるものにしたいな、ということで、資料を改訂し、録画、録音プロセスも改善して、動画コンテンツとして作成しました。Rユーザーとしての「浅さ」は隠せませんが、同じようにRに詳しくない、これからRを使ってみようかな、という人向けにはちょうど良い内容になったのではないかと思います。
■ご参考: R言語を学ぶための参考書籍リスト
動画を見て、もう少しRを学んでみようかな、と思うふつうのビジネスパーソン・学生の方向けに、参考書をまとめています。セレクトは筆者の独断です。
■動画リスト
Japan.R 2019では20分に詰め込んで (詰め込み切れず) 話しましたが、今回はYouTube動画ということもあり、章ごとに細分化して、それなりにしっかりと紹介しています。
■再生リスト
以下のすべての動画が順に再生されます。
■1. データ分析のプロセス
■2. Rの概要
■3. パッケージ
■4. データの読み込み
■5. データの観察
■6. データの加工 (前処理)
■7. モデルの作成と評価
ここは、結構なパワーがいりそうなので、まだ作成していません。
■8. 分析結果のレポート
■ハンズオン用RStudio Cloudワークスペース
動画では、それぞれRプログラムを紹介しています。それらのRプログラムを実際に手元で動かして確認できる環境を用意しました。RStudioをクラウドサービスとして提供する、RStudio Cloudを使用しています。以下のURLをクリックすると、RStudio Cloudのワークスペースがコピーされ、ハンズオンが実行できます。
ファイルの使用方法などは、動画の中でご案内しています。
なお、RStudio Cloudの利用にはアカウントが必要です。Googleアカウントなどでログインできます。アカウントの作成方法など、詳しくは、筆者のRStudio Cloudをはじめよう〜クラウドでお手軽データサイエンス〜シリーズなどをご覧ください。
■GitHubリポジトリ
スライドのソースコード (.Rmd) などをGitHubで公開しています。
なお、PowerPointテンプレート (商用フォント使用) はアップロードしていないため、そのままでは (意図したデザインでは) コンパイルできません。
■注
- [1]実際のところ、参加者が東京の「有名Rユーザー」ばっかりなので、Tokyo.Rとの違いはほとんど感じませんが。
- [2]口にすると言い辛いです。
- [3]そもそも、何かをはじめて学ぶ人が、20分で理解できることなんてないと思いますが。20分で理解できるなら、おそらくその人はすでに初心者レベルではないのでしょう。
関連ページ: R言語を学ぶための参考書籍リスト
カテゴリ: [R,教育,データサイエンス]