私の場合、事業を始めるにあたって店舗や在庫を用意する必要がなく、開業資金というほどきちんとしたものは用意していません。とはいえ、いくらかは口座に入れておかないと、例えば参考書を買うとか、名刺を作るなどにも不自由します。そこで疑問に思ったのが、開業時に自身の貯蓄から事業用の口座に移した資金は、会計上どのような位置づけになるのか、ということです。所得なのか、贈与なのか、はたまた...。
ということで調べてみると、個人事業主は開業時に限らず、必ず期初 (1月1日) に 元入金として、開業資金や前年度の繰越資産などを繰り入れることになっているようです。毎年1月1日に資金がゼロにリセットされるんですね。また、初年度の開業資金については、もうひとつ事業主借という費目で扱うこともできるようです。調べる限り、結果としてはどちらでもよいようです。
私の場合は、年度途中の開業なので、事業主借として多少の金額を事業用の口座に振り込みました。
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